1998年生まれ23歳男性、マイケルシータです。嫌いなタイプは親の金でボランティアに行き、行っただけで満足してる系の人です。
先日、真ムケ道という5/11~6/30までの51日に渡るジャグラー縛り、パチンコ屋住み込み企画が終了し、その後の休暇中に本稿を執筆しております。今回から「マイケルシータのトゥデイズコラム」と題しまして、僕が日々思うことを綴るコラムを始めさせてもらうことになりました。1発目の今回は真ムケ道が終了しましたので、動画内ではカットした、裏話や出来事、感想などを書いていきたいと思います。駄文ではございますがどうかお付き合いください。
真ムケ道について
本企画は別企画、ムケ道のスピンオフ企画となってます。ムケ道とは約1週間の期間、パチンコ屋に車中泊・テント暮らしをしながらマイケルの持病「真性包茎」の手術費用を稼ぐという企画でした。私はその目標の手術費用10万円を6thSeasonにて稼ぐことに成功し、終了。
そして、真ムケ道は「ムケたからと言って真の漢になれるわけじゃねーからな?」というスタッフの謎理論によって始まりました。企画内容を簡単に説明します。
こんな感じになっておりまして、上記を守ればなんでもアリみたいな感じです。まさに前人未到の長期&過酷な企画を完遂できた私の話をいくつかご紹介します。
テントの寿命
テントってそもそも毎日使うように作られていなければ、大雨の中開くことも想定されてないんですよね。テントは51日間のうち30日間使用した訳ですから、アウトドア好きが週に1回使ったとしても約7ヵ月分の使用期間に匹敵します。テントが約8,000円の物なので1泊約266円。元取ってますね完全に。防水加工箇所の劣化や、雨漏り、浸水頻度増加など後半では手を焼きました。この頃は収支よりテントの浸水の方が気になってましたからね。そりゃあそうですよ、家がダメになる恐怖って凄まじいですよ本当に。そんな中、打開策で導入したのがコレ。
雨漏りはコレで皆無となりましたが、浸水には効果ありませんでした。そしてテントは朝、太陽光が直撃しますのでとても暑い。その熱が籠り、結果的にサウナ状態を誘発。早朝には暑苦しさで起きるので、平均睡眠時間3~4時間の僕にとってコレが本当に辛かったです。しかし、それ以上に浸水が嫌なので愛用していました。
マルタ号購入
毎日コメント欄のアンチコメントと、テントの不便さで精神が病みかけたときナカキンさんが襲来。
しかし、私の財布の中身を食い潰す見事なパラサイトっぷり。さらに病む。置き土産で置いて行ったネックレスは呪いのアイテムでボロ負け。さらにさらに病む。
ここら辺で思ってたのです。車買って車中泊にしないとやばいなと。その頃、よく応援に駆けつけてくれていたファンの「親方さん」が新車で軽のバンを購入しており、輝いて見えました。「これ、住めるクネ?」その矢先にスタッフのりゅうじさんが私を車屋に連行、マルタ号との運命の出会いを果たす。
そりゃ買いますよ。前回までのムケ道で貯めた貯金もめっちゃありましたから。スピード交渉で大幅値引きのコミコミ18万円で購入し、生活は一変しました。クーラーも効くし、シャワーへもラクラク移動可能。何より車中泊仕様に少しづつカスタムしていくのが楽しくて仕方がありませんでした!
ラストスパートに向けて
真ムケ道が終了に近づくにつれて、口癖のように言っていた言葉があります。「1日あたり○○枚出せば目標達成あるので〜」、これは視聴者様に諦めてませんよアピールをするためでもなければ、自身を鼓舞していたわけでもありません。
純粋な気持ちで、達成は射程圏内にあると心から思いながら言っておりました。だって万枚出すとか言ってるわけじゃないんですよ、可能性は大いにあります。この件に関しては次回の「真ムケ道・データ考察編」で詳しくお話しできたらと思っております。
最後に
僕が通っていた保育園は「日本一厳しい保育園」と名高い、それはそれは厳しい教育の施される保育園でした。お昼寝の時間の前に暗唱させられていた詩があります。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル」(一部抜粋)
宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」です。「そういうものに私はなりたい」で終わるこの詩のモデルは斉藤宗次郎(1877~1968)です。(諸説あり) 彼はキリスト教が認められていない時代に深く信仰しており、迫害に遭いました。しかし信仰をやめず迫害してきた者も含め奉仕をやめなかった偉人です。
私は真ムケ道で天候に負けず、笑顔を忘れず切磋琢磨できたと自負しております。幼少期の記憶を頼りに、所々忘れた雨ニモマケズを唱えながら。与えられるものばかりだったムケ道も、今後は、斉藤宗次郎のように与える側になれるよう尽力すればより良い物になるのではないかと思い、筆を置きます。
51日間のご視聴ご声援ありがとうございました。次回は「真ムケ道・データ考察編」です。お楽しみに。そしてムケ道はまだ続く…?