おはようから、おやすみまで。皆さんこんにちは!うちいくTVの中野六区(なかのろっく)です。今週もやってきました中野六区の感想文。実体験を元に新たな発見や思想をつらつらと書いていきます。ですが、先週はとある事情でお休みしてしまいました。今回は僕の人生初ともいえる、その“とある事情”に関して書いていこうと思います。
とある事情
「ここまできたか」
ソファーに深く腰掛け、右手に持ったワインに口をつけて呟きます。YouTubeで大成を成し遂げ、大したことない商品ですら動画をアップすれば3日で100万再生。ちょっと街に繰り出せば多くの人に声をかけられ、許可を出していないのに写真を撮られ、そんな周りの対応に困る日々。
ピンポーン
玄関の呼び鈴が鳴ります。本来であれば1階のオートロックが先に鳴りそうなものだが。のぞき穴から玄関の外を見てみると、そこには信じられない光景が広がっていた。顔面は白塗りに白の全身タイツ、「六」と赤字で書かれた白いヘルメットを被った男が立っていました。あれ、どこかで見覚えがあるぞ…。と思っていた矢先
ガチャ
玄関の扉が開きます。鍵が空いている!?すると突然、腹部に鋭い痛みが走ります。白塗りの男は真っ赤に染まり、右手には僕の腹部への激痛の原因となり得るものを握っています。意識が薄れていく中、走馬灯のように浮かぶ思い出たちに心当たりがありませんでした。
こんなよくある話なら、結末はきっと一つだけ。
ハッ!!と気付いて飛び起きます。汗を滝のようにかき、枕もびしょびしょ。自動車のライトが部屋を照らすと、見覚えのある風景。ただ一点だけを覗いて、全ての現実にぶち当たります。
めちゃくちゃ腹が痛い。
夢の中から1番余計なものを持ち帰ってしまったみたいです。急いでトイレに駆け込みます。そこから朝日が登るまで、腹痛との大格闘。少し落ち着きベッドに戻る頃には、朝日はてっぺんまで登っていました。少しでも気を抜くと、腹が暴れだすため気が抜けません。そんなことをしていると、気付いたら眠りに落ちていました。
次に朝日が昇りはじめた頃、目を覚ましても腹痛は収まらず、頭痛、関節痛を夢から持ち帰ってきていました。流石にこのままではマズイと思い、病院に行くことに。腹痛にはある程度慣れ、便意を制御できるくらいには成長していました。病院に行き、事情を説明すると外に出されます。まずは熱を測ってくれと。人生で初の熱計測を外で行うと、38.9°。ここでアイツが思い浮かびます。
流行りのアレ
ははっそんなまさかと。感染対策は行っていたしそんなはずはない。ですが少し不安になります。発熱しているため病院を追い出され、発熱外来に電話。ついでに検査も行ってくれるということで予約。診察してくれた先生が言うには、今流行っている、アルファだかベータだかガンマだかの株は下痢の症状も出ると。
僕の不安バイブスは最高潮です。まさか自分が!? 制度の高い、鼻グリ検査を受けて帰宅。あれめっちゃ痛い。検査結果は次の日の朝に、電話で伝えられるらしく、その日は寒気と不安で震えて眠りました。
結果発表
そして運命の次の日。おじいちゃんが起きる時間には目が覚め、神妙な面持ちで電話を待ちます。ここ数年で1番緊張しました。昔あっちの人の車に自転車でぶつかったときの、次に緊張しました。とりあえず便座に移動して落ち着きます。
ブーブーブー
携帯が着信を知らせます。知らない番号。間違いない、これからの運命を告げる電話。
「もしもし、中野です。」
「私、□△病院の◯◯です。検査の結果をお伝えするため、お電話させていただきました。」
「検査結果ですが…」
「陰性です」
結局
僕の症状の原因は腹部感染症だったみたいです。今はカンピロバクターが流行っているそうで、主にお肉を食したときにかかってしまうそうです。
そういえば、2日前に消費期限の弁当食べたっけ。