あれですね。なにも考えずにパチンコスロットを打って、飯食ってYouTubeやらテレビやら見て寝るのが1番幸せと思っていたら、そのうち取り返しのつかないぐらいダメ人間になってますよね。
段違い! どうもいけ団地です。今回はパチンコスロットの思考について話していこうと思います。パチンコスロットへのスタンスやスタイル、向き合い方の話です。僕は高校卒業してすぐにパチンコスロットを覚え、何も考えず打ち散らかし散々負けて、借金をし、悩み、苦しみ、裏切りそして……。借金についてはまた別の機会に書きましょう。
とりあえず十数年パチンコスロットを愛しているわけです。長い間愛し続けていると僕の考え方も色々と変わっていきました。今回はそんないけ団地のパチンコスロットに対しての考え方を、僕の昔話とともに紹介します。
2種類のスタンスについて。
まずパチンコスロットへの向き合い方は、ざっくり分けて2種類の考え方があると思っています。1つはガチ勢、1つはエンジョイ勢です。それぞれ解説するとこんな感じ。
- ガチ勢
天井狙いや設定狙い、とにかく勝つために様々な知識や技術を駆使して、パチンコスロットに向き合っている人方々です。勝つ事が正義ですし勝つまでのプロセスがすごく大事だと考える人たちですね。
- エンジョイ勢
仲間や友達と楽しくパチンコスロットと向き合う方々。別に負けていい訳ではないけど、楽しく打てないとパチンコスロット打ってる意味ないよね? と勝ちにこだわるよりいかに楽しむかを考える人達です。僕はコッチですね。
まぁ楽しんで勝つのが1番いいよね。他にも考え方があれば是非教えて下さい。しかしながら人々はなぜそのスタイルを選んだのか、なぜそのスタイルでパチンコスロットと向き合うようになったのか、必ずキッカケがあるはずです。僕がエンジョイ勢になったキッカケを、高校卒業後の18歳まで時を戻してお話しします。
最初はなんとなく。
遡る事約17年前、高校を卒業し就職のため地元長崎から大阪へと向かう前日。友達と福岡で一泊することに。17時ごろに友達から震えた声で、「ス、スロット打ちにいってみない?」僕も「スロット?おお別にいいよ」とカッコつけていましたが、内心ビクビク。とりあえずホールへ向かうことに。
初めてのホールの中はガチャガチャと騒がしく、よくこんなところにいれるなと感じました。(今では心地いい)何を打ったらいいかわからない18歳の2人。そこで僕は思いつきました。店員さんにどれを打ったらいいか聞いてみよう。今考えるとすごい発想です。ドン・キホーテで売り場を聞くのとはワケが違う。そして店員さんがこれ打ったらどうですか?と教えてもらったのが4号機の鬼浜爆走愚連隊。
(パチ7より引用)
結果はなんと。人生初のスロットを1,000円で当て1,500枚ほど獲得し、友達と回らない寿司を食べに行きました。「こんなに簡単にお寿司が食べれるなんて……!」そこからドップリとハマり、なんとなくただ打つ日々が2年ほど続きました。
結果を求めて勝ち方を覚える。
時は過ぎ、20歳になり正社員を辞め芸人を始めようとしていた頃。地元の相方が大阪に来るのが諸事情で3ヶ月遅くなるとの事、どうやってこの空いた時間を使おうかと思っていた時に真っ先に出てきたのが「スロットを旅打ちして、生活してみたい」でした。しかし一週間ほどスロットを打ち続けてみるとある事に気付きました。
(約14年前のいけ団地)
「あれ?これ勉強しないと無理じゃね?」
僕はそれから友達に教えてもらったり、雑誌を読んだりして、2か月程スロットだけで生活しました。そして夢である「旅打ち」を手持ち5万円でスタートし、大阪〜横浜〜東京〜福岡〜長崎間の交通費や宿泊代をスロットだけでまかなうことに成功。さらに最終手持ちを10万円に増やし、大成功となりました。(よく勝てたな)そこでちゃんと勉強してちゃんと打てば勝てる事を学びました。そこからの6年間はお笑いとバイトをしながら、ガチ勢としてパチンコスロットと向き合っていました。
エンジョイ勢になるきっかけ。
芸歴7年目に突入した時、お笑い芸人として中々芽が出ず何もかも楽しくなくなっていました。愛しているパチンコスロットですら楽しく思えませんでした。ただ勝ってるだけじゃんと思っていました(偉そうに)心は病んでいてもう芸人を辞めようとさえしていました。
(当時の病んでるけど元気出してるいけ団地)
そんな時、たまたまYouTubeのオススメに出てきた「マッチな日々」というチャンネル。見てた時はバカな人いるなぁ〜ぐらいでなんとなく観ていました。※マッチな日々とはうちいくTVの前身のYouTubeチャンネル
その出演者であるヤルヲさんがスロット動画をやっている事を知り、そこでたどり着いたのが「ヤルヲの燃えカス」でした。初めてその動画を観た時、衝撃を受けました。それまで堅苦しく真面目にスロットと向き合う動画ばかりの中、なんて適当になんて楽しそうにパチンコスロットを打つんだと。それまで芸人をやるのも、パチンコスロットを打つのも、肩肘張っていた僕は、「楽しむ」事が人を笑顔にする力があると気付かされました。芸人もパチンコスロットも「楽しんでやろう」と考え方を変えるキッカケになりました。そのお陰で芸人も辞めずに済みました。本当に感謝しています。(今では楽しんでばっかりで負けまくってるので恨んでいます。)
正直パチンコスロットを愛しているのであれば、考え方はなんでも良いのです。Aタイプが好きな人もいれば、AT.ART機を好む人もいます。ガチ勢もいればエンジョイ勢もいます。最近思うのは、自分の考え方を押し付けるのは良くないなーと。人それぞれ考え方があるし、自分も人に考え方を否定されたら嫌なはずです。でも自分の考え方を肯定してもらいたいのも人間ですよね。
僕はパチンコスロットだけでなく、生活全てにおいてやった事ない考えや行動はあまり否定しないようにしています。一度も経験したことない感じたことない事は、否定する資格すらないような気がしてるからです。これは一案ですが、一度違う考え方を経験してみるのもどうでしょうか? ガチ勢の方は友達打ちに行ってとにかく楽しむ事を。エンジョイ勢の人達はとにかく勝ちにこだわってみる。一度経験するとまた違う見え方してくるかもしれないですよ?
一度経験してみよう。という告知。
何事も経験です。いけ団地は毎月、お笑いライブをしております。場所は大阪です。否定から入るのではなく、生でいけ団地を見てみて面白いか面白くないか判断してみるのも一つ経験として良いのではないでしょうか。チケットのご予約、ご案内はいけ団地のTwitterの DMまで。一度来られた方は、場所が変わっているので注意して下さいね。
いいですか? なんでも否定から入るのではなく経験してからです。それでは7月25日お待ちしております。
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PS 別に告知したかったから、こんなまとめ方をしたわけじゃないです、嘘じゃないです。本当です。多分。