みなさまどうも。うちいくTV、ナカキンです。最近すごく寒いですね、秋はどこへ行ったのやら。季節的には一応秋のはずなので、秋の夜長にぜひこのコラムを読んでいただければ幸いです。

食の秋、スポーツの秋、芸術の秋。過ごしやすい季節だからこそ楽しみが多いのが秋ですよね。僕もなんか秋っぽいことしたいなぁと考えていたところ。とある考えが浮かびました。

「映画でも観てみようかな。」

僕こう見えて、漫画もアニメも映画もドラマもほとんど観ません。オタクっぽいなんて言われますが、本当に観ないんです。人を見かけで判断しないように。秋だけに飽きっぽい性格なんで、物語に没入できず途中で観るのをやめちゃうんですよね。集中しなくても観れるYouTube動画やお笑いばっかり観てしまいます。

とはいえ、ネットフリックスやアマゾンプライムは一応契約しています。

せっかく月額を払っているのに、観るのはたまにバラエティくらいです。これはあまりにも勿体無い、せっかくの秋の夜長を映画でも観て楽しもうと心に決めました。

しかし普通に映画を観るだけでは面白くありません。というわけで今回は、ギャンブラーとして大事なヒキを鍛えることもでき、さらに見聞も高められる、画期的な映画視聴方法を考案しましたのでお伝えしようと思います。

 

引き当てたのは名作映画、それとも…。

皆さんは普段映画を観る時、どのような理由でその映画にたどり着きますでしょうか。好きな俳優が出ている、原作が好き、などなど理由は様々でしょう。しかしそれらに共通して言えることは、「その作品を能動的に選んでいる。」ということです。観たい映画を自分で選ぶ、至極当たり前のことですが、僕はその作業が非常に苦手です。

そもそも物語に入り込めないので、どんな理由であれ再生ボタンを押すのが億劫になってしまいます。そこで考えたのがこちら。

(ランダム単語ガチャより)

「ランダム単語ガチャ」というサービスを利用します。読んで字のごとく、適当な単語を排出してくれるというサイトです。このサイトで出てきた単語を、ネットフリックスの検索欄にぶち込んで、一番最初に出てきた映画を強制的に視聴しようという試みです。こうして受動的に作品を選ぶことができます。この試みは次の2つのメリットがあります。

・ヒキが良ければ、自分では検索しようもない名作映画に出会える

・自分の興味外のジャンルに出会い、見聞を高められる

これです。予想もしない名作映画に出会えるかもしれませんし、とんでもないク◯映画に当たってしまうかもしれません。一種のギャンブルですが、楽しそうなんでやってみることにしました。

 

出てきた映画とは…。

早速ランダム単語ガチャでワードを検索。良さそうな単語、出てくれ。

(ランダム単語ガチャより)

ハ、ハバネロ…。これはどうなるんでしょう。なんかメキシコ映画とか出てきそうです。これをネットフリックスの検索欄に入れてみます。

流石にハバネロはざっくりしすぎていたのか、検索に引っかかりませんでした。気を取り直してもう一度。

(ランダム単語ガチャより)

あ、これやばそう。なんだか引っかかっちゃいそうな単語です。

めちゃくちゃ出てきました。ルール通り、一番最初に出てきた映画を視聴します。

「アナコンダ2」。検索したまんまのタイトルの映画ですが、よりによって2だなんて。引いてしまったのだからしょうがない。ただ自分の意思では絶対に観ない映画ということは間違いありません。楽しい1時間半になるのか、苦痛の時間になるかはまだわかりませんから…。

 

デタラメ映画レビュー(若干ネタバレあり)

そして1時間半後___。

しっかり最後まで視聴を終えました。観た感想を一言で表すならば、「観ても観なくてもよかった。」です。

まずざっくりとしたあらすじを紹介。(若干ネタバレあり)

“舞台は、数年に一度寿命が伸びる成分の入った花が咲くというジャングルの奥地。その花を求めて、科学者の男女が冒険をする。しかしそのジャングルには巨大なアナコンダが生息していて、次々に科学者たちが襲われて___”

といった内容。まず懸念していた2であるという点ですが、前作とは何の関係もない感じで、話の導入としてはすごくわかりやすかったです。

(シネマトゥデイより)

面白かった点としては、ジャングルの中で繰り広げられる男女の科学者たちの人間模様。「ジャングル版あいのり」とでも表せばわかりやすいでしょうか。恋愛もあれば、妬みもあれば、争いもあるといった究極の人間の精神状態が見所です。

とはいえ15年ほど前の映画なので、CG技術もあまり進歩していません。ちょくちょく出てくるアナコンダの描写がチープに見えて少し萎えてしまいました。そのせいで映像的な恐怖感は全くと言っていいほどなく、ほとんどがBGMで煽られてるだけって感じでした。BGMってやっぱり偉大です。

と、こんな感じの感想でした。観ても観なくてもどっちでもいいなと思えるくらいの、良くもなく悪くもない映画でした。とはいえ、こんな機会でなければ絶対に出会えなかった映画なので、観ることができて良かったなと思っています。ヒキはあまり良くなかったですね。

 

はい、こんな感じで今回は秋の夜長を楽しんでみました。結構面白い試みだったので、またぜひやってみようと思います。次こそ心震えるくらいの名作映画に出会えるといいな。

(Amazonより)

調べていたらさらに続編の「アナコンダ3」もあるみたい、観ちゃおうかな。それでは今週はこの辺で、さいなら。

 

ライターについて

大学在学中にうちいくTVにてアルバイトを始め、年末オールナイトで代打として 華々しいデビューを飾る。1ヶ月ノンストップ配信の「ハリーツイッターシリーズ」で 数多の歴史を打ち立てるも学業専念のため一時離脱。 再起を賭け個人チャンネル「ナカキンチャンネル」にて実力を磨き この度満を持してうちいくTVへ復帰。