みなさまどうも、うちいくTVナカキンです。今週もしつこくやってまいりました「ナカキンの戯言」のお時間です。気づけば8月ももう終わり。昨日、一昨日と放送されていた24時間テレビを観ると夏の終わりを感じるのは僕だけでしょうか。小学生の頃、この時期になると夏休みが終わる憂鬱で悲しくなっていたあの気持ちを少し思い出しました。
先週、本コラムでパチンコの遊タイムから着想を得たお金の話をしてみました。記事はこちら。
大人になると、切っても切れない関係となるお金。今回も前回の続きにはなりますが、お金の話をしてみようと思います。
突然ですが、あなたが思う幸福ってなんでしょうか。仕事、家族、友人など幸福の要因は人それぞれですよね。ですが一般的に幸福の指標は、お金(収入)に比例すると言われています。調べてみるとこんな面白いデータを発見しました。
(ダイアモンドオンラインより引用)
米のノーベル賞受賞者である心理学者ダニエル・カーネマン教授によると、年収7万5,000ドル(日本円で800万円)を超えると、年収に比例していた幸福度は頭打ちになるという研究結果が出ているのです。年収800万円というと日本で言えば、高所得者の部類であると思いますがそんなに大金持ちというわけではなさそうです。そんな人と億万長者のお金による幸福度はさほど変わらないというデータです。
これを見てどう感じるかは人それぞれですが、僕の感想としては、世の中案外お金じゃないんだなぁということです。というわけで今回は、ナカキンが考えるお金と幸福度の相関性について話していきたいと思います。
好きな仕事と好きではない仕事
社会人としてお金を得るためには、当然仕事をする必要があります。小さい頃から色々なことを志し、夢を見て、好きなことを仕事にできている人って世の中にどのくらいいるのでしょうか。これも調べてみると、好きな仕事をできている割合は概ね4割くらいなのだそうです。(諸説ありますが)
数年前同級生と集まった時、こんな興味深い話をしている友人がいました。彼は一流大学を卒業後、某一流メーカーに研究職として入社。研究職のため、1年目から地方の研究所に配属。休みは十分にあり、給料もしっかり貰えますが、どんなに出世したとしてもその研究所で定年まで働くことになりそう、という話をしていました。金銭的な余裕や、社会的な安定はあるものの、縁もゆかりもない地方でずっと暮らすのには疑問が残ると彼は話してくれました。これが前述した、幸福度の頭打ちに繋がってくるのではないかなと感じました。ある程度稼いだその先の幸福は、お金だけではない他の要因で形成されるということなのでしょう。
かたや自分を振り返ってみるとどうでしょう。僕は、小さい時からテレビが好きでその後ネットが好きになり、特にインターネット動画が好きでした。その時からぼんやりと映像に携わる仕事ができたらいいななんて考えていました。その流れで大学も、メディアを学べるような大学に行きました。(退学しましたが) そこからパチンコ・パチスロにハマり、うちいくTVと出会い現在に至るのですが、大きく括れば夢は叶っています。そして好きな仕事をできています。有難いことにこうして今仕事ができている現状としては、金銭的な幸福度はありますし、それ以外の幸福もあるように思います。
しかしこれは、いつまで続くかわかりません。ここが、先ほど紹介した友人とは違う所でしょうか。好きな仕事と好きではない仕事という指標だけでは、簡単には幸福度の比較はできなさそうです。
世界幸福度ランキング
一旦、幸福度の目を世界に向けてみましょう。国連が毎年発表している「世界幸福度ランキング」というものがあります。これを見てみると……。
(やまとごころ.jpより引用)
1位は北欧のフィンランド、日本は56位と低めです。フィンランドは、自然が豊かで安全に暮らせてライフワークバランス(仕事と生活のバランス)が高いことが1位の理由なのだそうです。一見お金の面で考えれば、日本の方がGDPも高く豊かなはず。しかしながらフィンランドの方が幸福度が高いということが、お金と幸福度には比例関係が少ないことの裏付けであるように思えます。
お金に捉われず、自由に楽しく生きることが幸福度を上げる最大の方法であると結論付けました。まぁ何が言いたいかというと、日々ギャンブルと向き合い、お金が失くなったりすることも多い僕ですが、自由に楽しく毎日生きていれば幸福度は保たれるんだという言い訳作りをしたかっただけです。長々とすみません。
こんなことを書いていると、この動画を思い出しました。
約2年前、動画の企画で北海道の漁師さんたちと過ごした時の動画です。この時に、いかに自由に楽しく生きることが幸福に繋がるかを教わりました。昔学んでいたのにもう忘れたのかというツッコミは置いておいて、今日も幸福度を上げるために自由に楽しく生きていければいいなと思います。しかしながらボートやパチンコで負けすぎて、財布の中は瀕死状態。幸福度どうのこうの前に、生活が危うい感じもありますので毎日一生懸命頑張ります。
それでは今回はこの辺で、さいなら。