みなさまどうも、うちいくTVナカキンです。久しぶりの更新となります、「ナカキンの戯言」のお時間です。現在うちいくTV公式サイトでは、Webコラムと題して各タレントが様々なコラムを配信しています。実はこの度、僕がこのコラムをまとめる編集長の役割を担うことになりまして、その業務に四苦八苦しておりました。
そんな状況でしたので、肝心の自分のコラムが全く手についていないという本末転倒な現象に陥っていました。楽しみにされていた数少ない読者の方々には、この場を借りてお詫びいたします。今後は週1での配信に切り替えて、お届けしていこうと思いますのでぜひよろしくお願いいたします。
そんな2回目の配信となる今回のテーマは、「パチンコ・パチスロ動画」についてです。今では、ボートレースなど他のお仕事も色々とさせてもらえるようになった僕ですが、やはり本業(?)はパチンコ・パチスロ動画。しかしながらこれらを取り巻く環境は、日々変化し、今や戦国時代を終えた混沌の時代に入っているといっても過言ではありません。
我らがうちいくTVもパチンコ・パチスロYouTubeチャンネルとしては、約7年の歴史をもつ古参ですが、業界内は強力なライバルだらけです。コンテンツがありふれたこの時代に、どうすれば皆さんに観てもらえる動画を作ることができるのでしょうか。そんな疑問をテーマに今回は「ナカキンの戯言」を進めていきたいと思います。
市場調査をしてみた
どうすれば良質な動画に辿り着けるのか___。これを知るためには、やはり現在のトレンドを抑えなければいけません。というわけで、僕なりに昨今のパチンコ・パチスロ動画の流行を市場調査してみました。
ここ数年、個人でもYouTubeチャンネルを気軽に持てるようになりパチンコ・パチスロ動画にもその流れは押し寄せてきています。数年前だと、”媒体”と呼ばれる会社や組織が主導で作っていたものが大多数を占めていましたが、現在では一個人が携帯片手に撮影した動画も多く出てきています。これらの動画に共通して言えることとしては、「気軽に観れる」ということでしょう。台の盤面にテロップや情報を載せる方式により、出演者の余計な言葉やリアクションはありません。台だけを見たい人や、余計な情報はいらないといった方には当然好まれる、とても良い動画だと思います。
他に流行っているものとしては、やはり強力なタレント性を持った方の動画です。バラエティ的な個性もそうですし、台に対してとんでもなく詳しい方、圧倒的なビジュアルを持った方などなどです。これらは案外台ではなく「その人が好き」という理由で観ている視聴者が多いので、実戦の内容がどうであれ一定数の視聴は取り、人気な動画です。
大まかに分けて現在の主流はこの2つではないかと思います。時間をかけずに「気軽に観れる」、もしくは時間をかけてでも「その人が好き」という理由で観てもらえる、この要素をクリアした動画が多くの再生数を取っているのでしょう。業界のトレンドを抑えたところで、自分を振り返ってみましょう。まず「気軽に観れる」という点はどうでしょう。ナカキンを気軽に観る……。ただでさえ汚いアラサー独身男が台に向かってわちゃわちゃ言っている動画は、とてもじゃないですが気軽には観れないでしょう。ではタレント性はどうか、と言うとこれも残念ながら無いに等しい。となると導き出された答えは、主流で戦うのは厳しいと言う結論です。
主流でダメなら亜流でいこう
主流で戦うのはダメだ、逆をいこう、そう考え、「主流でダメなら亜流でいこう」と勇ましく見出しに書いたところで、「亜流」という意味を今一度調べてみました。
ありゅう【▽亜流】
第一流の人に追随する二流の人。他のまねをするだけで、独創的でなく、劣っていること。また、その人。追随者。末流。エピゴーネン。
と出てきました。イメージ的には、アウトローみたいな感じかと思ってましたが、「他のまねをするだけで、独創的でなく、劣っていること」と出てきて自分の国語力の無さに悲しくなってきました。末流、エピゴーネンはもはやなんだかわかりません。亜流ではダメなのです。主流の反対語は「傍流」というそうです。「主流でダメなら傍流でいこう」これを合言葉に、良質な動画を作るための策を考えてみました。
・気軽ができないなら、重くじっくりと観てもらえる動画を作ろう。
・タレント性がないなら、何もないのを武器にしよう。
人間誰しも、同じものを食べ続けたら時には違うものが食べたくなるもの。その人間本来の習性で、時たま観てもらえるような動画を出し続けることが、唯一の答えだろうと結論づけました。出来もしないのに主流の真似をして、僕が気軽な動画をやろうとしたり、ありもしないタレント性をつけようとするのは「亜流」です。こんな混沌の時代だからこそ、あえて「傍流」のやり方でいつか出るかもしれない芽を育てていくのが大事なのかなと感じます。
とはいえ、我らがうちいくTVには様々な演者がいます。「中野六区の完走マン」は6号機を打ち完走を目指すという、主流と傍流を組み合わせた動画になっていて、気軽に見れつつ、しっかりと解説などもしていて、オリジナリティもある良い動画です。
うちいくTV主導の別チャンネルではありますが、「マイケルシータのムケ道」では、僕にはないタレント性をふんだんに盛り込みつつ、サバイバル要素も盛り込んだ、こちらも主流と傍流の融合を見る事ができます。
こうしていろんなジャンルのいろんな動画を日々配信しているうちいくTV。今は亜流かもしれない我々ですが、ゆくゆくはしっかりと傍流として確立し、最終的には主流になっていけば良いなと願っています。そんなナカキンの最新動画はこちらから。
もっと多くの人に観てもらえますように……。そんな願いを込めて今日のコラムは終わりにしようと思います。このコラムはあくまでナカキンの”戯言”ですので悪しからず。それでは今日はこの辺で、さいなら。