みなさまどうも、うちいくTVナカキンです。最近の趣味は、洗濯と家の掃除です。汚いと思われがちな僕ですが、案外ちゃんとしています。そんなわけで、今週もやってきました「ナカキンの戯言」のお時間です。毎回主にお金の話ばっかりしていますが、決して本コラムは貧乏人がお金に嘆くだけの内容ではありません。

今回は、僕の好きな食べ物について話してみようと思います。他人の好きな食べ物なんて、推してるアイドルのそれくらいしか興味は湧かないでしょうが、ちょっと衝撃的なニュースが飛び込んできたんで書くことにしました。もしかしたらショックを受けてしまう方もいるかもしれません。覚悟して読んでください。

 

毎日でも食べたいアレ。

まず、僕の一番好きな食べ物を紹介したいと思います。それは…。

そう、大分名物とり天です。とり天発祥の地、大分で生まれ育ったというのもありますが、これが本当に好きで好きでたまりません。毎日でも食べたいくらいです。九州以外の方にはあまり馴染みのない料理かもしれませんが、読んで字のごとく鶏肉の天ぷらです。実は、大分県の鶏肉消費量は毎年全国トップレベルを争っています。

(総務省統計局より参照)

家庭でもよく出てきましたし、普通の定食屋にも大抵あります。このとり天を、大分名物かぼすを絞った酢醤油とからしで食べるのがたまらないんですよね。とり天の美味しいお店は大分県内にたくさんありますが、僕のオススメはここ。

(フレーズオオイタより引用)

大分市内近郊にある「王府」というお店。中華料理屋と書いてありますが普通にとり天もあります。ぜひ大分に遊びに行った際には、寄っていただきたい店の一つです。

 

飛び込んできた衝撃ニュース。

大分にいた時はあんなに食べていたとり天も、県外に出るとほとんどメニューで見かけることはありません。たまにあって嬉々として頼んでみても、思っていたそれとは違うことばかり。そんなとり天依存症の僕を助けてくれる唯一のオアシスがここ。

(ジョイフル公式サイトより)

人気ファミレスチェーン店のジョイフルです。実はジョイフルは、大分の企業。ここで出てくるとり天は正真正銘ホンモノです。

(ジョイフル公式サイトより)

しっかりポン酢(酢醤油)にからしもついて、衣もサクサク。県外で、とり天を食べたくなった時は必ずジョイフルへと足を伸ばしていました。

そして先日無性にとり天が食べたくなり、依存症が出てきました。すぐさま、ジョイフルの関東チェーンを検索。

(ジョイフル公式サイトより)

都内近郊には店舗はありませんでしたが、まぁ行けなくもない距離。しかしメニューを見てみると…。

(ジョイフル公式サイトより)

何度見直しても、「とり天」の文字がありません。詳しく調べてみると、みんなが愛したあのとり天は、なんとメニューから無くなったそうなのです。理由は定かではありませんし、地域によってはあるのかもしれませんが、オフィシャルサイトからは消えていました。この事実を知ったときなぜか、好きだったあの子が、街でイケメンと手を繋いで歩いていたのを目撃したあの悲しく淡い恋心を思い出しました。

食べられないと思えば思うほど、食べたくなってしまうのが人間の性。都内でどこか食べられそうな所を探しましたが、どこもピンと来ません。だったら自分で作ってしまおう、ということで珍しく包丁を握り自作してみることにしました。

 

本家を超えた奇跡の出来栄え。

思い立ったらすぐ行動と、YouTubeでレシピ動画を検索。

めちゃくちゃバズっている動画を発見しました。すぐさまスーパーへと走ります。

片栗粉も小麦粉も普段使うはずもないので、一から調達。とり天が食べたいがために買ったこれらは、合計1,500円もしました。ジョイフルのとり天定食なら3食は食べられそうな額です。関係ありません、そう僕はとり天依存症。自分でも驚くほどのスピードで調理に取りかかります。

具材を切り、調味料につけること20分。20分がこんなに長く感じるなんて…。しかし味をしっかりつけ込まないことには美味しさは引き出せません。我慢の末、ようやく揚げるフェーズへ。

とり達がフライパンの上で踊っています。このサクサクの衣を酢醤油につけてからしでいただく。久々の対面に僕の心も踊ります。

そしてついに…。

完成！！！

どうですか、この黄金色に輝く宝石。調子に乗ってナスまでつけちゃう始末。いざ実食。久々に食べたのもありますが、めちゃくちゃ美味い。衣もサクサクで、酢醤油とからしも合間ってご飯がどんどん進みます。レシピでは2人前ほどの量を1人でぺろっと食べてしまいました。

 

というわけで今回はナカキンが愛してやまないとり天を作ってみたよというお話でした。ジョイフルでとり天定食が無くなったというのは、一部の人にとっても衝撃的なニュースかもしれません。しかしこうして自作することで、なんとか難は逃れられたのでぜひ皆さんも上のレシピ動画に沿って作ってみてはいかがでしょうか。

とり天愛好家の皆さん、ぜひコメントをお待ちしています。それでは今回はこの辺で、さいなら。